制作するジュエリーにも関連する事もあって石が大好きな私。とある日曜日（いや、土曜日だったかな？？）鉱物博物館があるというマッサ マリッティマに行こうと思い立ち、一人ぶらっと出かけたのです・・・。
フィレンツェから電車とバスを乗り継ぎ、なんと片道4時間！！普段にもまして、お休みの日はとにかく交通の便が悪い。ガイドブックに載ってはいましたが有名な観光地じゃないのであんまり情報もないし、バスも降りる場所がわからなくって困りました。
最後の乗車客だった事もあって、やさしい運転手さんが ちょっと遠回りして目的地近くに降ろしてくれました。
一番の目的だった鉱物博物館はというと、到着したのが13時で、ちょうど長いお昼休みに入ったところ、午後は夕方は16時30分から。
しかし、フィレンツェに帰る電車に乗るためには16時のバスに乗って帰らねば！ってことで、泣く泣くあきらめたのです・・・。やっぱり、計画はきちんと立てなくっちゃね
さて、短い滞在時間めいっぱい街を見て回ろうと思ったものの、お店はもちろんお昼休みだし、観光客も少ない時期でガラ～ンとしていました。
でも小さい街ならではの可愛らしさ。
上の写真は町の中心のドゥォモ。中にはは入れませんでした。この前では路にテーブルを出してお食事中の観光客がちらほら。私はそれを横目にサンドイッチのようなパニーニをほおばって歩いてました。
マッサ マリッティマは山の上部にあるので 古い要塞の上から眺めた町並みはとても美しかったです。
緑の山々と赤い屋根。フィレンツェの赤い屋根とはまたちょっと違った趣です。この付近で取れる土か、石材がそういう色なのか建物の色が微妙に違いがありつつ統一されていて、いい感じです。
左の写真は普通の路地を撮ったもの ２階で建物がつながっているのですが、絵になりますね。
イタリアの街は旧市街と新市街に分かれている事が多く、この街も山の上部に旧市街、ちょっと裾野のほうはアパートが立ち並び、工場なんかもある新市街が広がっていました。
時間を気にしての短い観光でしたが、16時ごろ街を出た私、フィレンツェに帰り着いたのは21時近くでした・・・・。
