この街はサッシと呼ばれる洞窟住居が今も残る、世界遺産認定の街。今は住んでいる人は少ないようですが…。街全体も岩肌に添って建てられていたりして、建物の連なり方が独特です。
このサッシに泊まれるユースホステルがあると聞いて、フィレンツェから予約していたのですが、行ってみると、予約は翌日になっていて、しかもその日は満室とか。スタッフのお姉さんが近くのB&Bを紹介してくれました。
このB&B 自宅を一部開放している様子で、外階段がついた少し変わった作り。もちろんマテーラ独特の岩で出来ています。
この街独特の雰囲気に魅せられて、坂を上り下り あちこち散策して、たくさん写真も撮りました。左の写真は教会なんですが、教会もサッシになっているんです。
新市街では、多分神戸のルミナリエの元になったと思われる電飾の飾り付けがあちこちに立っていました。
B&Bのシニョーラに尋ねると、点灯されるのはもっと先との事で残念ながら見れませんでした。
この旅のお供のシーサーです。
後姿で物思いにふけるの図。
この日の夕食は、外食にも飽きていたので、スーパーでヨーグルトやトマトを買って、テラスにテーブルと椅子を並べて食べました。
街灯の明かりのオレンジ色とレストランからもれ聞こえてくる音楽、ゆったりと時間が流れて、旅の終盤を飾るにはもってこいの夜のひと時を味わえました。
