Venezia - days in Italy
ヴェネチア
イタリアの中でも特に思い入れがあり何度か訪れたヴェネチアですが、その中でもとても印象深い経験だった 毎年7月にあるRedentoreという花火大会の様子です。
厳密に言うとサンマルコ広場の対岸にある島(名前忘れちゃた)の教会がペストの終焉をお祝いして始めた花火が今も続いているとか・・・・これも友人が教えてくれたのでちょっと定かではないですが・・・。
まず、この花火を見るために 開始は夜10時予定にもかかわらず、4時からヴェネチア入りいたしました。
それも前日に場所をあらかじめ確保しておいての事です。日本のお花見の場所取りのようなものですね。
6時を過ぎるころには、海には船がいっぱい。大きなクルーザーもあれば、小さなモーターボートもありで様々です。
陸地でもいたる所で簡易テーブルと椅子が持ち出され持ち寄った料理の数々が所狭しと並びます。
各グループの間隔も狭いだけに、隣合わせた見知らぬ人達と料理を交換し合ったり、レシピを聞いたり。ヴェネチアは海に面しているだけあってお料理も魚介モノが多かったです。
みんな楽しくわいわいと陽気で、これぞ!イタリアの夏!!と思わせるひと時でした。
それにしても暑かったです。ヨーロッパの夏は陽が落ちるのが遅く9時ごろになってようやく暗くなり始めるのですが、その頃には結構お腹もいっぱい。花火までの時間つぶしにカフェを飲みに行ったり。しかしその頃には身動きできないほどの人・人・人!!
10時開始の予定がそこはイタリア!時間どうりには始まりません。人々のお酒がまわり、待ち遠しさと期待が高まった11時頃、やっと一発目の花火が!
ちょうどサン・マルコ広場の海側正面です。私たちは対岸の島から花火を見ていたのですが、いい場所に恵まれて もう、花火が降ってくるようでした。たぶんカップルで来ていればロマンチックじゃないかなぁ。私たちの団体ご一行はワイワイガヤガヤでしたけど、それでも花火の上がっていた1時間ちょっとは感嘆と拍手のみ!もう釘付けでした。
とっても綺麗だったので、もう一枚。花火はどこの国も同じだとは思うのですが・・・。だって、本当に綺麗なんだもの!しかし、この花火の後が大変です。
終了直後はとっても混雑するので1時間ほど時間をつぶし、とてつもなく遠く思える駐車場まで歩き、指定の駐車場に停めていたにもかかわらず駐禁をとられるアクシデントに見舞われつつ、友人宅に帰り着いたのが午前3時ごろ・・・。
それでも、この日の経験は私にとってのイタリアの夏!を凝縮させたようなモノです。今年の7月にもレデントーレは19日だよ!とメールをもらって”あ~行きたい!!”と思いをはせたんですが、いけるはずもなく・・・暑さは同じと日本で過ごしておりました。