夏に野外のオペラに行ったときの写真です。
ヴェローナという街は野外オペラでは有名な所で、ヨーロッパ各地から観光バスが何十？いや何百？って台数でやってきます。
特に夏は普通の日でも会場は満員です。
客席で光が揺らめいているのはお客さんに配られるキャンドルの炎。配られるといっても正確にはいくらかお金を払っていましたが・・。
やっぱり、中央のアリーナ席には着飾った方が多かったです。
劇場は昔のままのものを使用していて、遺跡の中でのオペラ鑑賞という感じで、気分も盛り上がります。
開演前には硬い石の席に座るため、小さな座布団の貸し出しがあったり、各国語で書かれた解説本の販売もあるので、それを片手に観ている人が多かったです。 私の観た演目は“アイーダ”でした。座ったのがステージ真横の安い席だったので、セットの大きな柱で肝心の歌手が歌っている姿が見えなかったり、舞台裏の人々が走り回っている姿が見えたり・・。
しかし、セット自体は中央にプールがあり、舞台後方はピラミッド型になっているかなり壮大なものでした。オペラももちろん素敵でした。しかし、次回行く機会があるとすればぜひアリーナでリッチな気分に浸りたいです。
